カロチャ刺繡とは
ハンガリー南部農村で受け継がれる手刺繍カロチャ
カロチャ刺繍は、ハンガリー南部の小さな村で生まれました。
農村の人々が、生活の中で使う布や服に花模様を刺して「暮らしを明るく、美しくしたい」という想いを込めたのが始まりです。
特徴は、1本の茎から様々な花が咲き、麦やパプリカまで実っている、よく見ると不思議なデザイン。
実はこの地方に伝わる「全ての生命は1本の幹につながっている」という『生命の木』という考え方を表しています。
左右対称の配置はバランスや協調を表すもの。
また、それぞれの花や糸の色にも人々の願いや意味が込められてきた、今も人々の心や生活に根差す刺繍なのです。
だからこそハンガリーから遠く離れた地で、現代の私たちが手に取っても心を温かく支えてくれるのでしょう。
当店が扱うカロチャ刺繍は、手刺繍のサテンステッチならではのふんわりとした立体感と優しさが魅力です。
たっぷりの糸で表現された花々は心を捉えて離しません。表面は糸を強く引きすぎず、ふんわりと仕上げる熟練の技が光っています。
一針一針に込められた情熱と時間を感じていただけましたら幸いです。
